衣類の96.4パーセントは輸入品

オーガニックコットン

2013年05月21日 19:27

 何日か前、なにげなく新聞(さいきん東京新聞にかえました)を

ながめていると、洋服を扱っている者にとっては気になるデータが。

それは日本国内で流通している衣類に占める輸入品の割合が、

なんと96.4パーセントに達しているというデータ。(2012年 数量ベース)

つまりこれってここに100枚の洋服があるとすると、4枚だけが日本製で96枚は

外国製ってことですね。ユニクロに代表される、ファストファッションでしかお買い物を

しない人にとってはもはや当り前のことかもしれません。

けれど、メイドインジャパンの、丁寧につくられた品物を愛する者にとっては

そうではありません。コストだけを追求して、それ以外の大切なファクターを切っていくことで、

本当にいい物や長く愛される物ができるのかと悲しくなります。

いまに物作りをしたくてもできなくなってしまったり、いい物を作る基準がなくなったり。

つまりいい縫製工場が潰れてしまって、そこで働く職人さんたちもいなくなるということです。

さて当店では100枚の洋服があったら、そのうちの96枚は日本製で、4枚はネパール製とかの

フェアトレード商品になっています。ほんとにほんとに微力ですが、日本という国が物作りの

基準というようなものを失った国にならないように、メイドインジャパンにこだわっていきたい

んです。














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