スピングルカンパニーさんの工場見学

本当に残暑厳しい８月１９日。広島県府中市にある「スピングルカンパニー」さんの

工場見学に行ってきました。　





当店で大人気のスニーカーブランド「スピングルムーヴ」の生産現場を、ぜひこの眼で

確認したかったのです。　　

多くの企業がコスト削減のために海外生産にシフトし、いまや希少になった国産のスニーカー。

スピングルさんは、ゴムに硫黄を混ぜて加熱する「バルカナイズ製法」をいまだに貫きながら、

ハイクオリティの製品を作り続けています。

当日お世話になったのは企画部チーフマネージャーの鎌倉　節子　さん。




「スピングルムーヴ」ブランドの設立から携わってきた方です。

まずはこの工場の心臓ともいえる加硫窯へ案内して頂きました。

圧力を加えて加熱する窯。ただでさえ暑い工場内がさらにサウナ状態になります。

こちらの窯では最大２００足が一度に加硫できるとのこと。

お次はロール工程へ。





各種のゴムに充填材を混ぜながら練り合わせていくロール工程。

職人さんはさもカンタンそうに動かれていましたが、ゴムの重量があり、また腕を挟まれる

危険もあり熟練の技術が必要なんですね。





ソール部分のカッティング担当の若い職人さん。

工場全体でも若い従業員さんの割合が高くて、活気を感じました。

この地域の雇用促進に役立っているはもちろんですが、

全国各地からもスタッフの応募があるそうです。





ずらりと並んだ金型。これにアッパーを着せて、形を整える吊り込みをします。

これでとっても履き易いフォルムが出来上がっていくんですね。






ソールやサイドテープの接着を担当するライン。とにかく手作業が多くて、細かい仕事も

多いんです。ここでは女性スタッフが活躍中。






いろんな職人さんやスタッフの手仕事の連なりから「スピングルムーヴ」のスニーカーが

出来上がってきます。やはり「百聞は一見に如かず」とはよくいったものですね。

製品一つ一つへの愛着が込み上げてきた工場見学でした～。

そしてお忙しいところ丁寧に対応して頂いた鎌倉さん、従業員の皆様。

本当にありがとうございました。感謝！






番外編。　お昼にご馳走になった府中焼きです～。挽肉ややきそばがはいって美味です！

話題のB級グルメとして人気急上昇中とのこと。お近くにお出掛けの際はぜひご賞味くださいませ！！